名刺判写真展、終わりました。
2016.4.12-24の期間、南青山のNADARで行なわれた公募展「名刺判写真展」に参加しておりました。
ご来場いただいた皆さん、モデルのお二人、一緒に参加された方々、ギャラリーのスタッフの皆さん、そしてリツィートなので告知にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
記憶がはっきりしているうちにまとめ気が付いたら、もう修了してから1週間近く経ってしまいました。早ものですねぇ。
ってことで、名刺判写真展も今回で3回目。すっかり、NADARの恒例企画展になりました。自分が参加するのも3回目。
写真は6×8.3cmの小さいサイズ、そしてフレームはあるものから早い者勝ちで選ぶ、それも同じものは無し、というルールでの公募展。
最近の写真展では、どんどんプリントサイズが大きくなる傾向があるように思えますが、「あえて小さく」の写真展。今のところ全回参加しておりますが、毎回、新しい発見があり、出展していてとても楽しい写真展です。写真を撮る・撮らないにかかわらず、ご覧いただいた方にはおもしろいと思っていただけているようです。
そんな写真展に出した作品はこの2点。
左側に展示されている写真がこれ。モデルはあくまにあさん。
好きな場所で好きな時間に撮りました。自分にとって、1日の終わりって、この日入り直前の時間帯なんですよね。夜は「今日と明日の境目」になちゃうので(これは、次の展示のテーマにつながっていきますw)。今までもこの時間帯に撮った写真を展示に出すことは多かったのですが、今回もそれにもれず。
この時の撮影は楽しかったなぁ。ポーズを指示わけでもなく、かと言って、モデルさんが決めポーズをするわけでもなく、なんとなくふわっと撮るタイミングがやってきて、それを撮っていた感じだった。自分で言うのもなんだけど、本当にこの写真、好きw
そんなに意識はしていなかったけど、写真とフレームがよく合っていたかな、とも思う。左上方向と右下方向で光の方向がなんとなくわかるけど、それにこの斜め構図にマッチしていると思う。色も温めだし。
そして、右側の作品がこれ。
なんと、ヌードですよ!
もうだいぶ前に撮った写真なのですが、いつかはしかるべきところで出そうと思っていたので今回の写真展がいいタイミングとなりました。
こっちは、「フレームありき」で決めたかな。フレームの色がグレーに近いシルバーなのでモノクロを、フレームの形状が大きく曲線を描いているので被写体も曲線の美しさを、って感じかな。
ちなみにフレームに合わせてモノクロにしたのではなく、この写真はモノクロで仕上げていました。カラーよりモノクロのほうが曲線だけでなく、質感が出せるかなぁ、思って。
NADARは出展者もご来場される方も女性の方が多いので、この作品を出すのは少し勇気が要ったのですが、自分の感触では、女性の方からも概ね好意的な評価をいただいていたようです。ただ、質感の解釈が女性と男性では違うのかなぁ、と気が付くご意見をいただいて、それが面白かったです。
それにしても今回はヌード的な作品が今までで一番多かったような?
サイズが小さいとちょっと冒険したくなっちゃうのかな?
ってことで、今回も楽しかった名刺判写真展。次回もあれば、また参加したいと思っています。
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