写真展「restart」、終了しました。
ということで、これまた遅くなってしまいましたが、写真展「reasrat」が予定通り終了しました。
ご来場いただいた皆さん、モデルの3人、そしてリツィートなので告知にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
同時期に参加していた「名刺判写真展」は公募展ですが、こちらはグループ展。昨年、通っていた写真教室のメンバー+αで行った写真展です。
写真教室のメンバーとは終了展が終わった後、次は有志で写真展をしたかったのとただ写真教室のメンバーだけでは閉じた世界になってしまいそうで、それを広げてくれるメンバーと一緒に写真展をしてもみたいなぁ、と思っていたのですが、今回でその思いが叶いました。メンバーのじんたん、ヒロ君、アヤ姉、そしてサヤちゃん、ありがとう。
今回の展示風景はこんな感じでした。一部の方々から、「このエリアだけルーニィ」になっていると言われましたがw
展示した写真は、こんな感じ。
久しぶりのグループ展、そしてポートレートをまとめて出す展示でした。
今回の写真展のタイトルは「restat」。
自分のテーマは「明日まで待てない!」にしました。先のエントリーで自分としては「夜は今日と明日の境目」と書きました。なので、今日、学校や会社が終わって夜になったらもう次のスタートは始まっている!明日まで待てない!そんなことを思って夜を舞台に写真を撮りました。まぁ、自分としてはちょっと夜撮りたいなぁ、と思っていたので、少しこじつけでw
まぁ、焦燥感、疾走感そしてそのライブ感を出せたかなぁ、とは思っています。
そして、自分自信の新たな挑戦もこの「restartt」に込めました。
今回の展示写真は1点を除き、全てフィルム、それも写るんです+α程度の機能を持ったコンパクトカメラでの撮影です。
なんと言うか、デジタルで撮っている中で、いつも振り返りながら撮影しているなぁ、と。撮影して、モニタを確認して、取り直して。また、テジタルって、撮影前に設定をしっかりしていないと後々面倒になるので設定を確認した上で撮影したり。撮影後にRAW現像しりするわけですが、それって撮影したときのテンションで作業しているだろうか? ・・・なんて考えるようになって、果たして、自分の撮りたい瞬間で撮っているのかなぁ、なんて思うようになってきました。
だから、自分の意思が反映されるタイミングが「撮る瞬間」と「(展示の写真を)セレクトする」の2点のみにするために「設定しようがないコンパクトカメラ&ネガフィルム」とツ手法を使ってみました。
昨年末の写真展「展示バカ」でも同様の手法を用いた作品を撮ったのですが、もう少しまとめて撮りたいなぁ、と思って、今回もこの手法を継続してみました。
よく、「フィルムだと1枚1枚大事に撮る」とか言われますが、今回の撮影ではそんなことは全く関係ないことがわかりました。なにしろコンパクトカメラです。ストロボをフル発光すると30秒とか1分とかしばらく次の撮影ができません。極端話、1回こっきりです。だから、1枚1枚丁寧に撮ろうとしていたら、遅いのです。本当に「これをとって意味があるのか?」、「より綺麗に撮るにはどうしたらいいのか?」なんて考えていたら、その瞬間はあっという間に通り過ぎていきます。
撮影結果もすぐに見れないのですからモデルさんへ指示し直して撮り直すこともできません。
もう過去を振り返らずに前を向いて撮り切るしかないのですw
本当にこれは疲れる撮影でした。この撮影方法はよかったかどうかはわかりませんが、もう一度、自分が撮りたいと思う瞬間ってどんなときだろう?ともう一度考えるきっかけになりました。しかし、答えは出ず、ますますわからなくなってしまったような気がします。それが写真の面白いところだと思います。
ご覧いただいた方々には概ね良いリアクションをいただいたようです。
特に嬉しかったのは、「若い写真」ということと「自分も夜の撮影をしたくなってみた」の2点です。
作品って結構作者の年齢が出てしまうものです。特にポートレートに関しては、相手が若い女の子なので、おっさん臭さがでてしまうというか。そんな中、若い人に「若い写真」と言われたことは大きな自信になりました。
また、写真の良し悪しでだけでなく、「自分撮ってみたい」と見た人の次の行動に影響を与えることができた、と言うのは本当に嬉しいことです。
そんなわけで、自分としては実りある写真展になったと思っています。
しかし、御苗場にひきつづきこれだったので少し疲れましたなぁ。しばらくは、写真をためていく方に専念していこうと思っていますw
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