公募展「カメナダ展」、出展レポート

 すでに1週間経過しておりますが、公募展「カメナダ展」の出展レポートを。

 毎度のことながら、お越しいただいたみなさん、SNSなどで告知にご協力いただいた皆さん、そして出展者とNADARとカメスズのスタッフの皆さん、ありがとうございました。

 まずは一つ訂正を。

 展示のネームプレートに使用したカメラとレンズが表示されていたのですが、レンズを間違って伝えてしまっていました。ネームプレートには「EF-M  22mmF2 STM」と表示していましたが、正確には、「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO HSM」でした。まぁ、誰もわからないと思うけど・・・。(でも換算約35mmの画角ではないな、とw)

 今回は「カメラのスズキ」さんでプリントするというレギュレーションだったのですが、思っていた以上にきれいにプリントしていただけて嬉しかったですね。いつもはA3ノビまでの大きさならば自分のインクジェット・プリンターでプリントしていているのですが、印画紙でのプリントもいい感じです。何気にデジタルといえどもプリントのクオリティには自信があるのですが、たまには印画紙にプリントしてもらうのもいいなぁ、なんて。

 で、今回は「飾った人の生活に寄り添える写真」との想いから、この写真をセレクトしました。「カメナダ展」は展示作品を購入できると言う企画でした。ただ「売れるような写真を」と言うマーケティングの観点ではなく、花のように部屋に飾ってもらえる写真って、どんな写真がいいんだろうか、と考えた結果、この「飾った人の生活に寄り添える写真」と言う言葉を思いつき、セレクトのキーワードにしてみました。

 存在感が大きいわけではなく、もしかして飾ったことさえも忘れてしまうかもしれないけど、ふと気が付いたとき、そのときに気分によって、見方が変わると言うか、その見え方は、そのときの自分の気持ちそのものであるような。飾った人にとって、そんな存在になるような写真だったら、いいなぁ、と。わりとちゃんと考えているんですよ(笑。まぁ、売れなかったですけどw

 タイトルは、「boundary」。「境界」と言う意味です。見た通り、池の水面を撮影した写真です。

 穏やかなようでもあるし、ざわざわしているようでもある。溶け込んでいるようでもあるし、干渉し合っているようでもある。そんなところが、見る人の気持ち次第でいかようにも見えるかな、と。

 ちなみに、今まで積極的に公開してきたわけではないですが、「boundary」と言うテーマで少しづつ撮りためていたりします。いつか、まとめて発表したいなぁ、と思っていたりして。感想カードにも「組みで見たい」と書いていただけたりするので、第一弾としての手応えは感じられました。うん、「boundary」はもう少し意識して撮っていこう。と自分にとって、次に繋がる展示になりました。

  今回は参加をかなり迷ったのですが、参加して良かったです。まぁ、結局、毎回、参加してよかったと言う結論になるのですがw

 そんなわけで、今回の展示レポートはこの辺で。

 なお、5月は2つ公募展に参加しますが、その告知は追々したいと思います。でわでわ。


【展示データ】 

 公募展「カメナダ展」 

 ・ 会場:NADAR 

・ 期間:4/18(水)〜4/29(日)


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